Bundesliga
ボルシア・ドルトムントは24日、ヤンマースタジアム長居で行われたセレッソ大阪との親善試合を3‐2で制した。
ボルシア・ドルトムントは24日、ヤンマースタジアム長居で『EUROJAPAN CUP 2024』セレッソ大阪戦を3‐2で制して、日本のファンに勝利をプレゼントした。前半にカリム・アデイェミのドッペルパックとジェイミー・バイノー=ギッテンスの追加点で3点を奪い、後半のセレッソ大阪の反撃を2点に抑えた。
大阪でのナイトゲームにヌリ・シャヒン監督はユリアン・ブラントやカリム・アデイェミ、リエルソンら主力選手を先発起用し、バンコクではベンチスタートだったバイノー=ギッテンスとセバスティアン・ハラーもスタメン入りした。
序盤から優位に試合を進めたドルトムントは素早いパス交換とドリブルを織り交ぜ、セレッソ守備陣にゆさぶりをかける。そして26分、右サイドからのクロスが流れたボールをブラントが拾い、再びゴール前へクロスを送ると、ハラーが頭でつないだボールを最後はアデイェミが押し込んで先制点を奪った。
これで勢いに乗ったドルトムントはその直後にもバイノー=ギッテンスが左サイドから勝負を仕掛けて中へ切れ込むと、右足でシュート。ボールはカーブを描いてゴールネットに吸い込まれ、ドルトムントがすぐにリードを広げた。さらにその1分後には持ち前のスピードを活かしたアデイェミが相手ボールを奪い、冷静にゴールキーパーとの1対1を制して自身2点目のゴール。わずか5分間でスコアを一気に3-0とした。
そのままリードを広げるかと思われたドルトムントだったが、後半はホームのセレッソ大阪が意地を見せる。62分にベンチスタートだった香川真司がピッチに送り込まれると、まずは68分に柴山昌也がこぼれ球を押し込み1点を返す。さらにその5分後には阪田澪哉が強烈なシュートを決めて1点差とした。しかしドルトムントも同点ゴールは許さず、3‐2で勝利を収めることに成功した。