ブレーメンがトンネル脱出、9試合ぶり勝利

10分、右サイド高い位置でのFKがゴール前に入り、大迫がトラップから反転シュートを放つ。これがギラボギの手に当たり、いったんは流されるも、カンプカ主審がVARの末にハンドを認め、ブレーメンにPKが与えられる。そして13分、これをラシツァが冷静にネットへ沈め、ブレーメンが先制点を奪う。

しかし36分、メーメディの蹴った右CKをブルックスが頭で合わせ、最後はヴェグホーストが右膝で流し込み、試合は振り出しに戻される。

ところがその3分後、左からのアーリークロスにビッテンコートがダイビングヘッド。鮮やかなシュートがゴール左下に決まり、再びブレーメンがリードを奪った。

後半は互いに1点ずつを追加し、90分間の戦いは終了。ブレーメンは第4節以来、9試合ぶりの白星を手にした。ヴォルフスブルクは2試合ぶりの黒星となり、今季3度目の連勝を逃した。

【得点】

0ー1　13分　ラシツァ（ブレーメン）
1ー1　36分　ヴェグホースト（ヴォルフスブルク）
1ー2　39分　ビッテンコート（ブレーメン）
2ー2　73分　ウィリアム（ヴォルフスブルク）
2ー3　83分　ラシツァ（ブレーメン）

【ラインナップ】

ヴォルフスブルク（3ー4ー3）
カステールス；クノッヘ（73分　ギンツェック）、ブルマ、ブルックス；ウィリアム、ギラボギ、アーノルド、ルシヨン；ヴィクトール（84分　シュテフェン）、ヴェグホースト、メーメディ（60分　ブレカロ）

ブレーメン（4ー3ー3）
パブレンカ；ゲブレセラシ、ヴェリコヴィッチ、グロース、アウグスティンソン；M・エゲシュタイン、バルグフレーデ（76分　サージェント）、クラーセン；ビッテンコート（86分　ラング）、大迫（78分　ピサロ）、ラシツァ