Bundesliga

2020-06-13T15:41:19Z

フランクフルトが逆転でヘルタを下す!

ブンデスリーガ第31節が6月13日に行われ、長谷部誠と鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトが敵地でヘルタ・ベルリンに4ー1の逆転勝利を収めた。長谷部と鎌田はともにフル出場、鎌田は逆転ゴールとなるチーム2点目をアシストした。

ヘルタ・ベルリン 1ー4 アイントラハト・フランクフルト

立ち上がりから多くのチャンスを作ったのはアウェーのフランクフルトだった。4分にコスティッチのクロスからダコスタがヘディングシュートを放つと、14分にはコスティッチが直接FKから、23分には鎌田のスルーパスにソウが抜け出してヘルタゴールを脅かす。

しかし、先制したのはヘルタ。24分、相手のクリアボールを拾ったマイアーがドリブルでボックス内に仕掛けると、こぼれ球を拾ったピョンテクが相手DFの間をうまくすり抜けてゴールネットを揺らす。

対するフランクフルトも44分、鎌田のスルーパスに抜け出したドストがゴール前で倒されてPK判定。VARによって「ファウルはボックスの外」というジャッジに修正されるが、ドストを倒したボヤタが退場処分となり、フランクフルトが数的優位の状態で後半へと折り返す。

すると51分、ダコスタの折り返しを途中出場のアンドレ・シルバが頭で落とし、最後はドストが頭で詰めて試合を振り出しに戻すと、62分にはボックス内に侵入した鎌田がドリブルで3人をかわしてラストパス。これをシルバがヒールで押し込んでゲームをひっくり返した。

その後もフランクフルトが数的優位を生かし、68分にヌディカが豪快に決めて3点目。86分にはシルバがドッペルパックを達成して勝利を決定づけた。勝ったフランクフルトは暫定9位へ浮上、2連敗のヘルタは暫定10位へ後退した。

【得点】
1ー0 24分 ピョンテク(ヘルタ)
1ー1 51分 ドスト(フランクフルト)
1ー2 62分 アンドレ・シルバ(フランクフルト)
1ー3 68分 ヌディカ(フランクフルト)
1ー4 86分 アンドレ・シルバ(フランクフルト)

【ラインナップ】
ヘルタ・ベルリン(4ー4ー2)
ヤースタイン;ペカリク、ボヤタ(45分+1 退場)、トルナリガ、プラッテンハルト;グルイッチ、シェルブレット(34分 サマルジッチ)(55分 クリュンター)、ダリダ、マイアー(55分 エスヴァイン);ピョンテク(75分 クーニャ)、イビシェヴィッチ(46分 シュターク)

アイントラハト・フランクフルト(3ー1ー4ー2)
トラップ;アブラハム、長谷部、ヌディカ;トロー(46分 アンドレ・シルバ);ダコスタ(87分 チャンドラー)、コーア(79分 イルザンカー)、ソウ(87分 ガチノヴィッチ)、コスティッチ;鎌田、ドスト(75分 デグズマン)

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