Bundesliga
シュトゥットガルトは日本ツアー2戦目となったサンフレッチェ広島戦に5-2で勝利を収めた。
現在来日中のVfBシュトゥットガルトは、1日にエディオンピースウイング広島で行われたサンフレッチェ広島との親善試合で5-2の勝利を収めた。5-3で逆転勝利を飾った京都サンガ戦から4日後、再び5ゴールを奪ってJ1リーグの強豪を破り日本のファンに勝利を届けた。
セバスティアン・ヘーネス監督は京都サンガ戦から先発を一部入れ替えたが、アレクサンダー・ニューベル、アタカン・カラソル、アンジェロ・シュティラー、エルメディン・デミロヴィッチら主力選手がスタメン起用された。立ち上がりは互角の展開となったが、徐々にシュトゥットガルトがペースを掴む。18分にシュティラーがレーヴェリンクへスルーパスを通し、ゴール前で折り返しを自ら流し込んで先制に成功した。
ホームで意地を見せる広島はハーフタイム後の56分に反撃に成功し、ゴール前中央から中島洋太朗に右足でシュートを決めて1-1と同点に。しかし63分に途中出場のエメル・ベヤズがペナルティエリア外から低い弾道の正確なシュートをゴールネットに突き刺し、シュトゥットガルトが再びリードを奪った。
さらに68分には速攻を仕掛け、ニック・ヴォルテマーデのスルーパスに相手ゴールキーパーより先にたどり着いたトーマス・カスタナラスが、無人のゴールにシュートを流し込んで3点目。76分にペナルティエリアすぐ外からのフリーキックをマルコス・ジュニオールに直接決められ再び1点差とされたが、その3分後にはチョン・ウヨンが相手ゴール前へボールを持ち込み、ラストパスを左から走り込んだヴォルテマーデが決めてリードを広げた。
終了間際にはムサ・シセが俊足を活かして相手ディフェンスの裏に抜け出し、きっちりとシュートを決めて5点目のゴール。21歳のアタッカーが京都戦に続く得点を挙げて、華やかなゴールショーを締めくくった。これで日本ツアー2連勝となったシュトゥットガルトは、大きな収穫を手に母国へ帰還することとなった。