Bundesliga
スイスの高級時計メーカー、タグ・ホイヤー協賛のもと、当サイトでは毎月「ルーキー・アワード」を行い、ユーザー投票によりベスト・ルーキーを選出している。12月の同賞候補者に選ばれたフォルトゥナ・デュッセルドルフのドディ・ルケバキオが、マインツのジャンフィリップ・マテタ、ヘルタ・ベルリンのマルコ・グルイッチを抑えて最多票を獲得した。
宇佐美貴史が所属するデュッセルドルフを、2018/19シーズン前半戦終盤のベストチームに挙げることに異論を唱える者は少ないはずだ。彼らは、8日間で3試合が行われたイングリッシュ・ウィーク(※ミッドウィークにも試合が行われる過密日程)で全勝し、勝ち点9を獲得して順位を一気に14位へ上げた。そんな同クラブで気を吐いたのが、ワトフォード(イングランド)から1年間の期限付きでやって来たU21ベルギー代表ドディ・ルケバキオだ。
11月24日に行われたブンデスリーガ第12節バイエルン・ミュンヘン戦でハットトリックも記録し、歴史に名を刻んだルケバキオは12月にも2ゴール。第14節のブレーメン戦、そして首位ドルトムントに今季初めて土をつけた第16節で、それぞれ1ゴールを決めている。デュッセルドルフ全得点の37%を叩き出すその決定力には、同クラブのスポーツ担当取締役ルッツ・プファネンシュティール氏も「スピードと才能を駆使して素晴らしいプレーを見せてくれる」と賛辞を送る。