Bundesliga
2019/20シーズンのブンデスリーガがついに開幕し、第1節2日目にはドルトムントとアウクスブルクが対戦。昨シーズン、バイエルン・ミュンヘンと優勝争いを繰り広げたドルトムントが、ホームで5ー1の大勝を飾った。試合後、この夏レーバークーゼンからドルトムントに移籍したばかりのユリアン・ブラントが、インタビューに応じてくれた。
――5ー1での勝利という滑り出しとなりました。
ブラント 素晴らしいですね!初戦というのはどんな時も大きな意味を持つ試合だと思いますし、結果次第ではスタートで躓いてしまう可能性もあります。しかし今、ここドルトムントは高揚感に支配されています。最初の2分間、我々は寝ていましたが、その後は我々が大きく上回っていました。開始3分にはもう同点に追いつきましたし、選手全員がよくやったと思います。
――「ドルトムントの攻撃陣は大量得点を奪うことができる」ということの証明になったのではないでしょうか?
ブラント おそらくそうでしょうね。しかしまだすべてがパーフェクトなわけではありません。まだシーズンは始まったばかりですし、監督からも「まだ学ぶことはたくさんある」と言われています。もちろん今日の勝利は、私にとってもチームにとっても、最高の景気づけになります。
――優勝を目指す上で、おそらくバイエルンが最大の障壁となるでしょう。しかしすでにドルトムントは彼らよりも2ポイント多く獲得しました。
ブラント たぶんチームの全員が部屋のTVで開幕戦を見ていたと思います。しかしその結果に過度なリアクションをするつもりはありません。いずれにしても最も重要なのは、自分たちが目の前の試合に勝つことであり、他のスタジアムで起こっていることは二の次と考えるべきなのです。
――バイエルンはフィリペ・コウチーニョを新たに補強しました。
ブラント 素晴らしい選手であるのは言うまでもありませんし、私個人も彼のファンの一人です。リバプールでのプレーはファンタスティックでしたし、批判にさらされていたバルセロナでも、非常に良いプレーをしていました。彼のようなビッグネームがブンデスリーガでのプレーを決断してくれたことを、うれしく思っています。
――さて、あなた自身は移籍後初めてホームのファンの前でプレーしました。
ブラント このスタジアムについて、今さら説明する必要はないでしょう。ファンのみんなが作りだしてくれる雰囲気は、圧巻の一言です。環境は変わりましたが、レーバークーゼンの時と同じように、ドルトムントのチームメートと一緒にプレーするのは非常に楽しいです。
――この試合ではベンチスタートでした。トレーニングの疲れがまだ残っている状態なのでしょうか?
ブラント 調子はすごくいいです。負傷後も、体調面ではまったく問題なく、今では怪我も完璧に回復しています。
――では、金曜に行われる次節ケルン戦では先発できると?
ブラント それはまだ分かりません。推薦はしたいですがね(笑)